３月１２日（土）久里浜医療センター
いいちまるです。
このブログは
アルコール依存症の
アルコール依存症による
アルコール依存症とその家族の為の
ブログである。
ハイ。
やっぱりアル中は恥ずかしい
病院内でこういう人をたまに見る。
何の電話かわからないが、とりあえず
アルコール依存症で入院している事を隠している事だけはわかる。
出来れば誰だって自分が『アルコール依存症』だなんて言いたくないのだ。
いいちまるも入院中、水道が全然使われていない事を心配した水道局から電話がきた時、
『入院している』と伝えたら
『いかがなされたんですか？』
と聞かれ困った事がある。
とっさの事で言い訳が見つからず
『アルコール依存症で・・・』
と正直に答えたら、
微妙な空気になった。
最近は世の中が
『アルコール依存症は病気』
と徐々に認知されてきたものの、
アルコール依存症とカミングアウトするのはまだまだ抵抗があるんですよね。
新しい表現を考えてみた
アルコール依存症で入院する。
あるいは入院している。
という言葉の代わりとなる
良い表現は無いものか。
考えてみたところ、ピッタリの表現が見つかった。
ブログ５９日目に書きましたが
アルコール専門病棟に入院すると、入院患者達はやる事がなさすぎて
パンダと同じような生態系になる。
（※パンダは１日の半分以上を寝て過ごす）
だったらいっその事、
入院することを
『パンダ状態』
と言ってしまってはどうだろうか。
パンダ状態とは
アルコール専門病院に入院すること。
もしくは精神科に入院すること。
ギャンブル、インターネット、その他依存症の入院の際に幅広く使える。
【例】
- 『来月から〜』
- 『３ヶ月間〜になる』
- 『２年前〜だった』
この言葉さえあれば
このように気まずい思いをせず
超余裕。
ある程度浸透してくれればこんな感じで簡単に乗り切れる。
言われた方も
（え？なにその状態かわいい。）
ってなる。
良いイメージしかない。
ついでだからアル中の用語をまとめてみた
何かの役に立つかもしれないので
アル中の用語をまとめてみた。
この言葉たちが世に浸透すれば、
アルコール依存症のイメージも少しは良くなるだろう。
『リスといっしょ』
隠したお酒の場所を忘れてしまう事。
- 『まったくもって〜』
- 『完全に〜』
ブログの６５日目にも書きましたが
アル中はお酒を隠し、その場所を忘れます。
『隠したお酒の場所を忘れてしまった』
なんてストレートに行ってしまうと、まさに
『アル中ってだらしない』
って感じでイメージ悪いです。
しかし、
『リスといっしょ』
と言うと途端に可愛いイメージになります。
某国営放送教育テレビ
『おかあさ○といっしょ』
みたいな響きでとっても可愛い。
『不発弾』
『リストいっしょ』とのコンボで発生する超危険な爆弾。
- 『トイレのタンクから〜』
- 『ベランダから〜』
- 『タンスの中から〜』
断酒中のアル中に猛威をふるう。
『何でこんな所に隠したんだ？』
って所から不意に出てくる。
『午後のウイスキー』
いつでも人目を気にせずお酒が飲める。
- 『電車の中で〜』
- 『会議中に〜』
- 『お昼休みに〜』
レシピはコチラ。
手軽さとコスパは最強だが、これに手を出してしまうと一瞬でアルコール依存症になるので注意。
昼からウイスキーを飲んでるなんて言ったらドン引きされてしまうが
午後のウイスキーを飲んでると言えば
『ほ〜ん。期間限定の何かかな？』
となり引かれない。
『音柱』
号令係。
- 『来週〜』
- 『今日の〜』
- 『〜なので失礼します。』
他の病院を知ってる入院患者さんの話では、
久里浜医療センターに限らず号令係は色々な病院であるみたい。
そもそも、病院に限らず一般社会でも号令や合図をかける機会はある。
今まで嫌々やっていた号令係も、
『音柱』と言われるだけで使命感とやる気が出てくる。
そもそもかっこいい。
号令についての説明はブログ６４日目。
なんか用語集作ろうと思ったら沢山書きたい事が出てきてめちゃくちゃテンション上がってたのに、
いざ書いてみたら全然書けないや（笑）
ブログを書く難しさを改めて痛感した。
退院したらブログ関係の教室とかセミナーに行ってみようかな〜。
【久里浜医療センター】
入院食
みそ汁（キャベツ、エノキ）・エビのふきよせ・小松菜人参浸し・ふりかけ・牛乳
揚白身魚甘酢アン・切昆布信田煮・白菜ゆかり和え・オレンジ
牛丼風・酢の物（ホタテ）野沢菜漬・ヨーグルト
今日も１日禁酒お疲れ様でした。
