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依存症治療 治療プログラム

入院47日目。アルコール依存症の治療。~アル中病棟編~

2月21日(月)久里浜医療センター

いいちまるです

このブログは

アルコール依存症の

アルコール依存症による

アルコール依存症とその家族の為の

ブログである。

ハイ。

あやちゃん
アルコール依存症は

どのように治療するの?

まずは減酒からで構わないので、アルコール関連の病院に受診しに行こう
いいちまる

アルコール依存症の治療

アルコール依存症』は一人で治療する事はとても困難な病気です。

もしあなたが依存症本人で、依存症を治療しようと真剣に考えているのならば、

その考えに至っている時点で

あなたはすでにアルコール依存症であると言えます。

もうあなたはアルコールに支配され、自分をコントロールできなくなっているはずです。

こうなってしまっては一人での治療はほぼ不可能です。

アルコール専門病院にすぐ受診して下さい。

もしあなたが依存症の方のご家族や友人で、

相手にどうにかお酒を控えてもらいたいとお悩みでしたら、

こちらも一人で解決する事はほぼ不可能です

アルコール専門病院にすぐ相談して下さい。

電話で相談するだけでも構いません。

専門家が必要な対応を教えてくれます。

病院以外にも地域の保健所精神保健福祉センターでも相談にのってくれます。

『アルコール依存症 相談先一覧』

で検索してみてください。

アルコール依存症の本人の場合でも、

アルコール依存症の方と近しい人でも、

アルコールでお悩みの方はすぐにお近くのアルコール専門病院を受診して下さい。

当ブログ(46日目)にも書きましたが

アルコール依存症は進行性の病気です。

あなたが病院を受診しようか悩んでいる間もどんどん病状は進行していきます。

病院に行ってアルコール依存症でなければそれはそれで良い事なのです。

確信が持てなくても受診して構わないのです

風邪をひいた気がしたら病院へ行くように、

身体に違和感を感じたら病院に行くように、

依存症の気がしたら病院に行けば良いのです

何もおかしな事は無いですよね?

まずはお近くのアルコール専門病院を受診して下さい。

本人が頑なに病院に行きたがらない場合

ご家族が病院に相談して、相手がアルコール依存症だと判明したとしても、

次のステップでは本人を実際病院に連れていかなければなりません。

本人が協力的に病院に一緒に来てくれれば楽なのですが、

依存症は否認の病気ですからほとんどの場合は受診を拒否するでしょう。

そんな時は連れて行くタイミングが重要です

まずは本人が少しでも依存症を認め、

お酒に対しての治療意欲を少しでも持たなければ依存症の治療は始まりません。

お酒の量などを注意して喧嘩になる事ありますよね?

喧嘩してしまっては相手は余計頑なになり、依存症を認めず話を聞かなくなるでしょう。

相手の事を心配し早く病院に連れていきたい気持ちはわかりますが、

ここは焦らず機会を待って下さい。

本人がシラフの時に相談をしましょう。

本人がお酒で問題を起こして落ち込んでいる時、諭すように一緒に病院へ連れて行ってあげるのも良いでしょう。

お酒を飲んでいる時に

それを飲んでもいいけど、身体が心配だから今度一緒に病院に受診してね。

と、前もって約束しておくのも手ですね。

とにかく治療の第一歩は

本人が少しでも受診してみようと思うこと。

病院に誘うタイミングは慎重に見極めましょう

治療の流れ

まずはご本人と病院の先生と話し合います。

ご家族の方は、病院を受診する際には是非一緒について行って下さい。

アルコール依存症は否認の病気ですから、依存症を認めまいとお酒の量を少なめに申告するからです。

これに関しては医師の方がご家族の話も聞きつつ事実関係を確認します。

そして治療の方針を決めます。

減酒で治療するか、断酒で治療するか。

減酒とはお酒の量を減らす事、断酒とはいっさいのお酒を断つ事を言います。)

医者からは断酒を勧められると思いますが、

本人がほぼ100%減酒が良いと言います。

まぁまずは減酒で良いでしょう。

アルコール依存症になったくらいの酒好きですから、減酒で治療したいと言いたくなるのも無理はありません。

実際に減酒に成功する人も稀にいます。

まずは減酒に挑戦してみるのも良い事です。

まずは病院にかかる事

これがいちばん大切なのです。

減酒の場合、ここからは先生と飲酒のプランを建て定期的な通院をして行くことになります。

通院して先生と普段の酒量などを話し、血液検査などを行う事により、

飲みすぎか飲み過ぎでないかわかるわけです

減酒でも問題が解決しない場合

減酒でも問題が解決しない時は、

いよいよ断酒での治療となります。

『問題が解決しない』と書きましたが

減酒の治療を始めてからこの決断に至るまでは、当然月日が経っているはずです。

アルコール依存症は進行性の病気ですから、病状は前より悪化しているでしょう。

断酒の治療は本人が『断酒をしなければならない』と決心するまで

根気よく待つしかありません。

そして本人が断酒を決意したとしても

ここからまた長い道のりが待っています。

アルコール依存症は病気です

飲酒は病気の症状です

鬱病の人の気分が落ち込でしまった時に

『なんで落ち込んだの?』

とは聞かないですよね?

それと一緒です。

お酒を飲む事はアルコール依存症の症状なのです

アルコール依存症は何度も何度も再飲酒して失敗することを繰り返します。

何度も何度も繰り返します。

周りの人は何度も何度も失敗する様を見て

断酒に協力しても無駄なのではないかと感じるでしょう。

無力感を感じ治療を諦めてしまうでしょう。

アルコール依存症の治療にいちばん大切な事は諦めない事

何度も何度も失敗しても

再発がある病気なんだと理解する事です。

アルコール依存症の治療は

『3歩進んで2歩下がる』

と言います。

ゆっくりですが、治療を続けることで少しずつ前には進んで行きます。

いつかは治ると信じ続ける事で、断酒というゴールに一歩一歩近づいて行くのです。

まとめ

  • 少しでも疑問に感じたら、まずはアルコール依存症を扱う病院に相談しに行く。
  • 病院の話をするのは相手がシラフの時や、反省している時。
  • 治療法を先生と話し合う。減酒でも全然良い。
  • アルコール依存症の治療に一番大切な事は諦めない事。

依存症の治療の始まりは本人が医療機関に行くこと。

必ず治ると信じ、諦めない事!

【久里浜医療センター】入院食

味噌汁(エノキ、わかめ)・プレーンオムレツ・茹アスパラ・キャベツ人参浸し・ふりかけ・牛乳

カレイ照焼・茹オクラ・里芋豚肉炒め煮・ブロッコリー浸し・バナナ

牛肉ピーマン炒め・湯豆腐・白菜胡麻和え・ヨーグルト

今日も1日禁酒お疲れ様でした。

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