断酒93日目
いいちまるです。
このブログは
アルコール依存症の
アルコール依存症による
アルコール依存症とその家族の為の
ブログである。
ハイ。
甘い物を食べるわね〜
甘い物を食べたくなるんだぜ
理由があるんだよ!
ドーパミン
お酒を飲むと
『ドーパミン』
という物質が脳内で分泌されます。
ドーパミンが出ると人間は幸福感や快楽を感じます。
ドーパミンが沢山出るものがコチラ。
アルコール・ニコチン・麻薬・ギャンブル・窃盗・買い物・暴力・性行為
この枠内にあるもの全てがドーパミンを放出しやすい物であり、
これら全てが強い依存性を持っています。
依存症の人はドーパミンに慣れてしまう
依存症の人は脳にドーパミンが出ている時間が普通の人より長いです。
朝からお酒を飲んでいたり一日中パチンコを打っています。
一日中ドーパミンが出っぱなしな訳です。
一日中ドーパミンが出っぱなしでいる時間を長く過ごしていると、
脳はドーパミンが出ている状態を通常と勘違いしてしまいます。
このように
依存症の人の頭の中は常にドーパミンで満たされているのです。
お酒を辞めるとどうなるか
脳みそは異常を感じます。
ドーパミンが無いからです。
ドーパミンのおかげで今まで当然のように幸せな気持ちになれたり、
楽しい気持ちを維持できていたのに。
突然それが無くなるわけです。
なんとか脳みそを通常(ドーパミンが出ている)状態に戻そうとします。
これが飲酒欲求になります。
脳みそは快楽を欲しがってドーパミン(お酒)を求めます。
お酒を飲むと簡単にドーパミンを出せますからね。
断酒するとイライラしたり不安な気持ちになるのはこのせいです。
脳が今までと違う状態に困惑しているのです。
ドーパミンを代用のもので出す
お酒をやめてしまうと脳みそは退屈な状態になります。
刺激が無いからです。
元々はこの刺激が少ない『平穏な状態』が普通なのですが
常に刺激があった依存症の脳みそは退屈に感じてしまいます。
刺激がない状態です。
しかし依存症の脳みそは今まで通りの刺激を求めます。
簡単にドーパミンを出す方法は何でしょう。
それは『甘い物』を食べる事。
甘い物を食べるとドーパミンが出ます。
そのためお酒を辞めると甘いものが食べたくなるのです。
糖分でもドーパミンは出るため、甘いもので代用するわけですねぇ〜。
ちなみに、糖分ではお酒ほど強烈なドーパミンは出ません。
先ほど例に出した
アルコール・ニコチン・麻薬・ギャンブル・窃盗・買い物・暴力・性行為
これらが出すドーパミンの量は凄まじいです。
ゆっくりと脳を変えていく
刺激が弱い状態に慣れるのには時間がかかります。
今まで手っ取り早く簡単に強い刺激をくれていたのに、突然くれなくなるのです。
突然これに慣れるのは無理です。
こればっかりはゆっくりと慣れていくしかありません。
1か月、3ヶ月、半年と徐々に慣れていきます。
1年もすれば脳みそは必ず刺激の少ない状態に慣れます。
それまではドーパミンをほかの方法で代用しましょう。
ドーパミンを出す物や行動はコチラ。
甘い物・辛い物・美味しい物・運動・音楽鑑賞・瞑想・趣味
このほかにもドーパミンを出す方法は沢山あるので、興味がある方は調べてみて下さい。
注意してほしいのは
どれもドーパミンは出ますが、
強烈な量のドーパミンが出るわけでは無いという事。
ドーパミンを出せる健康的な行動を沢山リストアップし、お酒の代わりに脳を刺激しましょう。
※ダイエットには注意
お酒をやめる時に一番やりがちなのは
『お酒をやめるついでにダイエット』
何もかもストイックに詰め込もうとするのが依存症になりやすい性格です。
依存症の人は完璧主義者ですからね。
自分を追い込み過ぎて知らず知らずにストレスを溜め込んでしまうのです。
あれもこれもついでにやってしまおうと思う気持ちは非常に良くわかります。
しかし、断酒は脳に非常にストレスを与えます。
できれば断酒初期はストレスを溜め込まない事だけに神経を集中させて下さい。
3ヶ月もすれば断酒する事にストレスはさほど感じなくなります。
ダイエットは断酒のストレスが軽くなってか始めましょう。
甘い物を我慢し過ぎないで!
今日も1日断酒お疲れ様でした。