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自助グループ

56日。自助グループに参加すると元気になるのはなぜか。~アル中病棟編~

3月2日(水)久里浜医療センター

いいちまるです

このブログは

アルコール依存症の

アルコール依存症による

アルコール依存症とその家族の為の

ブログである。

ハイ。

Rチウねずみ
せっかくの金曜の夜なのに自助会なんて行きたくないよ〜
行けば絶対、笑顔で帰ってくるじゃない
あやちゃん
いいちまる
そーなんだよね。何で自助会に行くと笑顔になるんだろう

【久里浜医療センター】

今日のスケジュール

久里浜医療センターに入院中、6回ほど自助グループミーティングに参加しました。

AAも断酒会もどちらも参加しました。

参加して毎回思う事が2つあります。

  1. 参加するまではめちゃくちゃ面倒臭くて、できれば参加したくない事。
  2. 参加した後は清々しい気持ちになって、参加して良かった!って思う事。

これ、本当に毎回そうです。

出たくない→出て良かった!

ハイ。

なぜ毎回毎回、結局は参加して良かった!

って思うのか。

この不思議な現象を自分なりに紐解いてみました。

自助グループとは

同じ問題をかかえる人たちが集まり、相互関係や支援をし合うグループ

交通被害者やアルコールや薬物などの依存症のひとたち、犯罪被害者など同じ問題をかかえる人たちが自発的に集まり、問題を分かち合い理解し、問題を乗り越えるために支えあうのが目的のグループです。

同じ問題をかかえている人たちが対等な立場で話ができるため、参加者は孤立感を軽減されたり、安心して感情を吐露して気持ちを整理したり、グループの人が回復していくのをみて希望を持つことができたりと様々な効果が期待できます。

e-ヘルスネット

ハイ。

同じ悩みを持つ人と集まって会話をする。

たかがこれだけの事で、なんでこんなに元気やる気をもらえるのでしょうか。

忘れた過去を思い出せる

辛い過去って忘れますよね。

楽しかった過去も忘れるけど。

ハイ。

青春時代に傷ついたピュアな思い出のように

お酒でやらかした記憶は、遠い過去に消え去ってしまいます。

断酒を続ける上で一番厄介なのがこれ。

『絶対お酒やめる!』

と決めた熱い思いとモチベーションを、ずっと保つことが出来ません。

どんなにやらかして、どんなに痛い目にあって、どんなに辛い思いをしても、その記憶は薄れます。

自助グループに参加すると、薄れていく過去と何度も何度も向き合うことが出来ます。

他の人の話を聞く事により、自分の過去を思い出すことが出来ます。

アルコール依存症は人によって様々な飲み方があるけれど、病気なだけあって症状は大体似ています。

お酒を飲みだすと飲みすぎる。お酒のために嘘をつく。お酒のせいで問題を起こしてしまう隠れて酒を飲む。

『あーそうだそんなことあったな。』

『自分はこうだったな。』

いろいろ思い出すわけです。

そのたびに過去のことを思い出し、過去に起こした問題に向き合います。

『異常な飲み方してたな〜』

って毎回思い返します。

なぜ自分が断酒しているのか思い出し、気を引き締めることができます。

自分にも断酒が出来る気持ちになれる

実際に断酒している人を見ると勇気をもらえます。

断酒って、未知の世界なんです。

今まで何度も挫折しているし。

自分がこの先酒を飲まないで暮らすなんて、正直想像できないんです。

SNSを見ると、

『断酒365日目です!』

とか、『1000日目です!』

とか書いてる人をよく目にします。

すごいなぁ〜・・・

とは思うんですけど、なんか自分とは違う世界で実感が湧かないんですよね。

リアルじゃないというか。

でも自助グループで実際に会った人から

『365日お酒飲んでません』とか

『1000日飲んでません』って聞くと、

なんか勇気が湧くんですよね。

実際に顔と顔を合わせて喋るのってこうも違うんですね。

例えば何かの契約の時、電話で話すだけより直接会って話したほうが何故か信頼感上がりませんか?

そんな感じです。

断酒を実際に継続してる人を見ると、

『自分もこうなれるかな・・・。』

って希望が湧いてくるんですよ。

この、希望が持てるって事が

モチベーションを大きく上げてくれます。

相談できる

自助グループの人達は、どんな悩みでも即答で答えをくれます。

長いことお酒をやめてきた経験がありますからね。

経験値が違います。

断酒』を未開のジャングルに例えるなら、

自助グループの方達は未開のジャングルで生活する現地人です。

お医者さんは知識の多い学者さんですね。

あなたがこの先ジャングルで生きていくとなった時、頼れるのはどちらでしょうか。

学者さんももちろん頼りになると思いますが、圧倒的に頼れるのは現地人でしょ?

だってそこで生き抜いてるんだもん。

経験値が全然違います。

お酒を飲みたくなった時はこうすると良いよ。などのアドバイスをくれます。

そのアドバイスも重みが違うので、こちらの心にもずっしりと響きます。

ハイ。

断酒を続けるには何でも相談できる、心強い味方が必要なのです。

本心を話せる

自助グループでお酒を飲みたい気持ちを話しても『わかるよ』と共感してくれます。

依存症の人にはわかると思うんですけど、フワッと飲みたい気持ちになる時って必ずあるんですよんね。

それで実際飲むわけじゃないけど、フワッと飲みたくなる事ってあるんですよ。

悲しいことに。

でもそんな事を家族や職場の人に話したら、

『なに馬鹿なこと言ってるんだ』

『これだけ迷惑かけてきたのにふざけるな』

となってしまうんですよね。

こうなるのが嫌なので、自然と我慢してしまいます。

気持ちを素直に言えて、わかってもらえるのってすごく心の負担が減るんですよね。

理解してくれるって、こんなに心を安らかにしてくれるんだなって本当に感じます。

悩みを打ち明けられる場所って、本当に大きな存在です。

ハイ。

自助グループに行くと元気になる理由

  1. 自助グループに行くと過去と向き合う事ができる。
  2. 自分がなぜ断酒しているのかを思い出す事ができる。
  3. 断酒している人と触れ合うことで希望を持てる。
  4. 何でも相談できる。
  5. 本心を話す事ができる。
  6. 悩みをわかってもらえる。

なるほど!

これは自助グループに参加すると元気になるはずだ!!

問題は行くまでが本当に面倒臭い事(笑)

行けば絶対ポジティブな気持ちになれるのは間違いないし、頑張って通ってみよう!!

最後に自分に言い聞かせるけど、

自助グループに行けば、絶対に来て良かったと思えるよ!

【久里浜医療センター】入院食

みそ汁(玉葱、オクラ)・納豆・キャベツ人参浸し・味付けのり・牛乳

牛肉炒め煮・マカロニサラダ(マヨネーズ)・浸し(青梗菜)・オレンジ

白身魚チーズ焼・ブロッコリーソテー・和風サラダ・中華スープ・ヨーグルト

今日も1日禁酒お疲れ様でした。

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