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断酒してからの変化

50日目。久里浜医療センターに入院してからの今の心境。~アル中病棟編~

2月24日(木)久里浜医療センター

いいちまるです

このブログは

アルコール依存症の

アルコール依存症による

アルコール依存症とその家族の為の

ブログである。

ハイ。

いいちまる
入院して50日、今日は

今の心境について話すよ

いつも心境を書く時に

断酒できるか自信無いと毎回のように書いてきましたが、

今回少し感覚が違います。

退院後もずーっと断酒できる自信は確かに無いですが、

なんとなく、

自助グループに通えば、もしかしたら可能性はあるんじゃないかな・・・。

って思うようになりました。

体調

睡眠

相変わらず絶好調です。

また再飲酒さえしなければ

『目を瞑れば眠れる』

この現象は続くのだろうと思います。

何度も言いますが、ここ十数年は酒を飲んで気絶する寝方しかしてこなかったため

シラフで寝るという感覚が新鮮でなりません

眠くないと思ってても、寝る時間に布団に入って目を瞑ると朝になる。

この感覚が本当に感動です。

ジョギング

朝のジョギングはまだ休憩中です(笑)

まあ、焦らずいきます。

ハイ。

心境

気づけば退院まであと4週間になりました。

いつの間にか入院期間の半分をこえています

最初入院した時は

『3ヶ月ながっ!!』

って思ってましたが、時が過ぎるのは本当に早いです。

気持ちの流れを書いていくと

入院初日〜3週間(1日目〜20日目)

入院して3週間の、解毒の期間はとにかく不安と身体の体調の悪さで、元気がなかった。

少しのことでイライラしたり、何かやらないとと焦っていました。

いま思えば、だから朝のジョギングもしてたのかもしれない。

『何かやらなきゃ!』

って気持ちだった。

この時期はめちゃくちゃお腹も空いたし甘いお菓子もボリボリ食べてた。

入院3〜5週間(21日目〜35日目)

2階に移動してきたばかりは周りも知らない人ばっかだったし、また少し不安になった。

新しいプログラムや、やることが増えて

『とにかく忙しい!』

って感じだった。

食欲は少し落ち着いて、甘いお菓子をあまり食べなくなった。

入院5〜7週間(35日目〜50日目)

病院に完全に慣れたって感じ。

入院患者さんのほとんどの人と喋れるし、同じ班の人とも仲良くなった。

同部屋の人たちとも仲良くなって、冗談を言い合う仲になっている。

病院が居心地良い場所になっている。

食欲が落ち着いて大盛りから普通盛りに変えてもらった。

お菓子(間食)は一切食べない。

こんな感じです。

外の世界が別の世界のように感じた。

先日、入院42日目に外出した時に感じたことなんだけど、

病院の外に出て駅とかで人混みとかを見た時、なんとなく別の世界に来た感じがした。

みんな忙しそうで、仕事や予定があって、どんどん前に進んでいっている感じ。

自分だけ足を止めているのに、周りはどんどん前に進んでいるみたい。

置いてけぼりのような、そんな感じがした。

今までは自然に人の流れに乗って歩けていたのに、

気を張って歩かないと駅の人混みを歩けない感じで疲れた。

まあ毎日ゴロゴロして、お腹が空いたらご飯が運ばれてきて、眠くなったらいつでも昼寝できるような、

こんな環境に40日間もいるんだからそうなるわ。

用事を済ませて病院に帰っってきた時、心の底からホッとした自分がいた。

退院したら外のあの早い世界についていけるか少し心配になった。

プログラムを受けて心境が変わってきたかも

日々繰り返される似たようなプログラム

毎日毎日繰り返しているせいか、

とりあえず

『酒はやめた方が幸せになるだろうなぁ〜』

って気持ちにはなってる。

認知行動療法のせいかな。

認知行動療法の先生、N先生の『GTMACK』というプログラムが好きだ。

N先生が面白いってのもあるけど、

グループで自分達の酒歴を話していると

『ほんと、飲み方イカれてるな・・・』

って思う。

なんで、飲んでる時はそれが異常な事に気付かないのか不思議

マジでイカれてる。

まあ、認知行動療法が自分の中での常識を見直して、修正していく治療だから、

今までの異常さに気づくのは良いことなんだけどね。

ただ、心で断酒した方が良いのがわかっても飲みたい気持ちがあるのも事実

この気持ちはやっぱり(ブログ33日目)の感じなんだよな・・・。

多少の不幸になろうが飲みたい。

だから断酒した方が良いのは100%わかっていても一生断酒できる自信はやはり無い。

自助グループの話を聞くとモチベーションが上がる

本当にモチベーションが上がる。

まず断酒を長いこと続けている人を見ると勇気みたいなものがもらえる。

断酒が絵空事じゃないことが確認できるからなのか、よくわからないけど

勇気をもらえる。

それから、みんなの過去の話を聞くと自分と似たような経験の話が出てくる。

自分がまさにやってきたことなのに忘れてるから、人の体験話で思い出すと、

『やばい事やってたよなぁ〜』

って確認することができる。

自分じゃ忘れてしまっている過去の記憶を、他人の話で思い出す。

辛い過去って本当に忘れてしまう。

ここに入院するきっかけになった時の飲酒も、その時の苦しさも、

今ではもう思い出せない。

問題は行くことが出来るか

行けば必ず『来て良かった』と思うのは間違いない。

入院中5回オンラインミーティングに出ているが、

参加するまでは毎回面倒くさいなと思う

でも5回中5回とも

『オンラインミーティングに出て良かった』

って思う。

ただ、参加するまでが本当に気が乗らない。

慣れてきて自分の『ホーム』みたいな場所ができれば、行くのが楽しくなるのかもしれないけど。

そこまでいけるかが本当に不安。

ハイ。

今の所の心境はこんな感じ。

まぁあと1ヶ月あるし、また心境の変化はあると思う。

今はただこの入院生活を焦らず過ごそうと思う

【久里浜医療センター】入院食

みそ汁(かぶ・インゲン)・さば塩焼き・白菜人参浸し・小松菜佃煮・牛乳

ハンバーグソースかけ・人参グラッセ・コールスロー・オクラかか和え・バナナ

さけ風味焼き・きのこソテー・切干大根煮・春菊浸し・ヨーグルト

今日も1日禁酒お疲れ様でした。

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